WG1:塩害による劣化機構の解明と構造部材の材料・構造性能評価

スタッフ紹介

  • 主査 宮里 心一(金沢工業大学)
  • 木村 定雄(金沢工業大学)
  • 徳永 光晴(金沢工業大学)
  • 武市 祥司(金沢工業大学)
  • 田中 泰司(金沢工業大学)
  • 伊藤 始 (富山県立大学)
  • 内田 慎哉(富山県立大学)
  • 立花 潤三(富山県立大学)
  • 酒井 雄也(東京大学)
  • 石井 浩司(金沢大学客員教授,(株)ピーエス三菱)
  • 青山 敏幸(金沢大学客員准教授,(株)ピーエス三菱)
  • 青山 實伸(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株))
  • 石川 裕一(中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株))
  • 北川 真也(佐藤工業(株))

概要

WG(1)では,海岸地域の飛来塩分と凍結防止剤による塩分浸透により生じる塩害劣化を対象とした劣化機構の解明を行う。WG(1)の役割は,主に上部構造を対象として,これまでの劣化事例をもとにした劣化機構の解明と実橋の塩害劣化桁の載荷試験をもとにした耐荷力評価との関係から健全度評価基準について検討する。 ①PC・JIS桁(以下,PC試験桁)の作製と塩害劣化促進 ②飛来塩分と凍結防止剤の塩分浸透性の比較 ③塩害劣化橋梁の地域マップの作成 ④RC・PC試験桁の使用性,耐荷性に及ぼす鋼材腐食度の影響に関する実験的・解析的検討 ⑤④における「塩害とASR」および「塩害と中性化」による複合劣化の影響評価 ⑥-1 ①で作製したPC試験桁および撤去PC桁の載荷試験と解体調査による鋼材腐食度の調査  
塩害劣化したPC桁の載荷試験
  ⑥-2 実橋梁での鋼材腐食による劣化度判定と目視点検時の評価基準を作成 ⑦フライアッシュコンクリートの地域的標準化による塩害抑制対策 ⑧塩害劣化橋梁のメンテナンスマネジメントシステムの新提案 ⑨チタンワイヤを用いたモニタリング技術開発  
チタンワイヤセンサ:
錆びないチタンを参照電極の代わりとして用い,鉄筋が錆びた時の電位差を 測定するセンサ
  ⑩塩害劣化したRC床版への打音法による点検技術の高度化